格子のように一定の規則で並んだ対象に対しては、1台のカメラでも撮影角度を工夫する
ことで、高さ方向を容易に計測可能な場合があります。
また、格子状に並んでいなくても、高さが分かっているものをあらかじめ撮影した画像との
比較により、高さを計測することは十分可能です。
この手法の本質は、
1)計測対象を識別すること。
2)高さの分かる位置からのズレ量を求めること。
に集約されます。
言い換えれば、
画像処理によるアライメントと本質的に同じことになります。
これらは、基本的な画像処理の問題ですから、注目している場所の情報が結像していれば、
ミクロの世界でも3次元的な計測は難しいことではありません。